Wagamama Lab(ワガママ ラボ)沖縄県浦添市

沖縄県のホテル・旅館の稼働率・単価アップに貢献し、利益の最大化を目指す運営管理・支援を行います。

**稼働平準化に向けた6回シリーズ** 第6回

6.Wagamama Lab流「稼働平準化診断」と改善事例
**稼働平準化に向けた6回シリーズ** 第6回

1.沖縄の宿泊施設が抱える「稼働平準化」という課題
2.梅雨は弱みではない。「グリーンシーズン」という売り方
3.冬の沖縄は最高のシーズン。避寒・ウェルネス需要を取り込む方法
4.OTAの写真は夏だけでは売れない。季節で写真を入れ替える戦略
5.価格を下げずに閑散期を埋める宿泊プランの作り方
6.Wagamama Lab流「稼働平準化診断」と改善事例

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6.Wagamama Lab流「稼働平準化診断」と改善事例

「繁忙期は満室になるのに、閑散期になると予約が止まる。」
こうした季節による稼働の波が経営課題になることがあります。
「稼働平準化」は、単純に閑散期の客室を値下げして埋めることではありません。
大切なのは、
「なぜ、この時期に予約が入らないのか?」
をデータと販売状況から整理し、その時期だからこそ選ばれる理由をつくることです。

Wagamama Lab流「稼働平準化診断」
まず確認するのは、年間の稼働状況です。
・月別の稼働率
・ADR(平均客室単価)
・予約数とリードタイム
・宿泊人数・客層
・曜日別の稼働
・OTAごとの予約状況
・プラン別の販売実績
・OTAの写真やプラン内容
・周辺観光やイベントとの関係
などを整理します。
すると、
「5月だけ極端に弱い」
「平日は埋まるが週末の単価が伸びない」
「冬はアクセスがあるのに予約につながらない」
といった課題が見えてきます。

改善事例:閑散期の「売り方」を変える
例えば、夏は高稼働・高単価になる一方、梅雨時期の予約が弱い宿泊施設。
従来は夏の海やプールの写真を中心にOTAへ掲載し、梅雨になると料金を下げて販売していました。
そこで、
「梅雨=マイナス」から「グリーンシーズン=自然を楽しむ時期」へ
訴求を変更
OTAの写真も夏の海だけではなく、緑豊かな自然、雨の日に楽しめる館内、カフェや食体験などに入れ替えます。
さらに、
「雨の日に楽しむ沖縄2泊3日」
「沖縄の食を巡る旅」
など、季節に合わせた宿泊プランを造成。
このように、値下げだけに頼らず「この時期に泊まる理由」をつくることで、閑散期の販売方法そのものを変えていきます。
※上記は改善アプローチを示すモデルケースです。実際の成果は施設や市場環境によって異なります。

重要なのは「稼働率」だけではない
稼働平準化では、客室を埋めることだけを目標にしてはいけません。
「稼働率は上がったけれど、価格を下げすぎて利益が残らない」
という結果では、本当の改善とは言えません。

稼働率 × ADR × 滞在日数
などを総合的に見ながら、売上と収益性のバランスを考えることが重要です。
そして、最終的に目指したいのは、
「繁忙期に売る宿」から「年間を通して選ばれる宿」へ

まずは「動いてみる」
これをやったら絶対にうまくいく。
そんな方法はなかなかありません。
市場も、お客様のニーズも、施設の特徴も、それぞれ違うからです。
それでも・・・
「動かなければ0、動けば1がうまれるかもしれない」
ということです。
新しい写真に変えてみる
新しいプランをつくってみる
新しいターゲットに向けて発信してみる
やってみた結果、想定どおりにならないこともあります。
でも、動けば「何が反応したのか」「何が響かなかったのか」という新しい情報が生まれます。
やはり、動くと何かがあります。
閑散期の稼働に課題を感じているなら、まずは小さな「1」を生み出すところから
動くことで、次の可能性が見えてくる。

Wagamama Lab
代表 國吉 静
2026年10月18日 08:27

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