**稼働平準化に向けた6回シリーズ** 第4回
1.沖縄の宿泊施設が抱える「稼働平準化」という課題
2.梅雨は弱みではない。「グリーンシーズン」という売り方
3.冬の沖縄は最高のシーズン。避寒・ウェルネス需要を取り込む方法
4.OTAの写真は夏だけでは売れない。季節で写真を入れ替える戦略
5.価格を下げずに閑散期を埋める宿泊プランの作り方
6.Wagamama Lab流「稼働平準化診断」と改善事例
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4.OTAの写真は夏だけでは売れない。季節で写真を入れ替える戦略
宿泊施設の予約ページを見たとき、最初に目に入るものは何でしょうか。
料金や口コミも重要ですが、旅行者が「ここに泊まりたい」と感じるきっかけの一つが写真です。
特に沖縄の宿泊施設では、OTAの写真が「夏の沖縄」に偏っていないでしょうか。
青い海、白い砂浜、プール、晴れ渡った空。
もちろん沖縄を代表する魅力です。
しかし、冬や梅雨の時期にその写真だけを見せても、旅行者に「今、この宿に泊まる理由」が伝わりにくいことがあります。
そこで重要なのが、
「季節によって写真を入れ替える」という発想です。
夏の写真だけで、冬を売るのは難しい
例えば1月に旅行を計画している人が、OTAで宿を探しているとします。
そこで表示される写真が、夏の海やプールばかりだったら、
「この宿は夏に行くところなのかな」
と思われるかもしれません。
一方で、
・冬の暖かなテラス
・朝の散歩
・客室でゆっくり過ごす時間
・冬の自然体験
・温かい朝食
・夕暮れの景色
などが見えれば、
「冬の沖縄で、ここに泊まるのもいいな」
というイメージを持ってもらえる可能性があります。
写真は単なる施設紹介ではありません。
「その季節に、ここでどんな時間を過ごせるのか」を伝える販売ツールです。
季節ごとに「主役」を変える
私たちが提案したいのは、写真を単純に季節ごとに入れ替えるだけではありません。
季節ごとに、宿の魅力の見せ方そのものを変えること。
例えば、
🌿 梅雨・グリーンシーズン
森、緑、雨の日の過ごし方、カフェ、読書。
☀️ 夏
海、プール、アクティビティ、開放感。
🍂 秋
夕暮れ、街歩き、食、ローカル体験。
❄️ 冬
ウェルネス、長期滞在、自然、暖かな室内時間。
このように、「季節ごとの主役」を写真で表現します。
写真を変えるだけでなく「宿泊理由」を変える
ここが最も重要です。
「夏の写真を冬の写真に変更する」という作業だけでは、十分ではありません。
写真を見た旅行者に、
「この季節だから、この宿に泊まりたい」
と思ってもらえることが目的です。
そのためには、写真だけでなく、OTAの商品名やプラン内容、紹介文なども季節に合わせて見直す必要があります。
Wagamama Labでは、宿泊施設の販売状況やターゲット、季節ごとの特徴を整理し、**「いつ・誰に・何を見せるか」**という視点からOTAの見せ方を考えています。
繁忙期には夏の写真。
閑散期になったら価格を下げる。
その前に、
「今の季節に泊まりたくなる写真になっているか?」
を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
沖縄には、夏だけではない魅力があります。
その魅力を、写真から伝えていく。
それも、宿泊施設の稼働を平準化するための大切な販売戦略です。
Wagamama Lab
代表 國吉 静
2026年10月08日 10:00
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