**稼働平準化に向けた6回シリーズ** 第3回
1.沖縄の宿泊施設が抱える「稼働平準化」という課題
2.梅雨は弱みではない。「グリーンシーズン」という売り方
3.冬の沖縄は最高のシーズン。避寒・ウェルネス需要を取り込む方法
4.OTAの写真は夏だけでは売れない。季節で写真を入れ替える戦略
5.価格を下げずに閑散期を埋める宿泊プランの作り方
6.Wagamama Lab流「稼働平準化診断」と改善事例
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3.冬の沖縄は最高のシーズン。避寒・ウェルネス需要を取り込む方法
沖縄の宿泊施設にとって、冬は「夏に比べて観光客が少ない時期」と考えられがちです。
しかし、見方を変えると、冬の沖縄には**冬だからこそ選ばれる理由**があります。
本土では気温が下がり、寒さの厳しい季節。
一方、沖縄は冬でも比較的温暖です。
そこで注目したいのが、**「避寒」と「ウェルネス」** を目的とした旅行需要です。
### 「寒いから沖縄へ」という新しい旅行理由
沖縄の冬を「夏の代替」として売る必要はありません。
むしろ、
**「寒い季節だから、沖縄へ。」**
という新しい旅行理由をつくることができます。
例えば、
・暖かい場所でゆっくり過ごす「避寒旅」
・朝のウォーキングやランニング
・自然の中でのヨガやリトリート
・サウナやスパで身体を整える旅
・カフェや沖縄料理を楽しむ長期滞在
・冬ならではのホエールウォッチング
など。
夏のように「海で遊ぶ」ことを旅行の中心にする必要はありません。
**「身体を休める」「心を整える」「ゆっくり暮らす」**
という価値を前面に出すことで、これまでとは違う旅行者を呼び込める可能性があります。
### 「1泊」ではなく「3泊・7泊」を提案する
ウェルネスや避寒を目的とする旅行では、短期間で観光地を巡るだけでなく、**少し長く滞在することそのものを価値にする**方法もあります。
例えば、
「3泊4日・沖縄リトリート」
「7泊・沖縄避寒ステイ」
「朝食付き・長期滞在プラン」
など。
客室だけを売るのではなく、
**「沖縄で過ごす時間」そのものを商品にする。**
これが冬の宿泊需要を考えるうえで重要です。
さらに、宿泊施設周辺のランニングコース、散歩道、カフェ、温浴施設、スパ、自然スポットなどを紹介した「冬のモデルコース」を用意すれば、施設そのものだけでなく、**地域全体を滞在価値として売る**こともできます。
### 冬を「閑散期」と呼ばない
私たちが大切だと考えているのは、ここです。
「冬は予約が少ないから安くする」のではなく、
**「冬だから、この宿に泊まりたい」**
という理由をつくる。
夏は「海」。
梅雨は「森や緑」。
そして冬は「避寒・ウェルネス」。
このように、**季節ごとに主役を変えていくこと**が、沖縄の宿泊需要を平準化する一つの方法ではないでしょうか。
Wagamama Labでは、宿泊施設の立地や客層、稼働状況を分析し、**「どの季節に、誰を、どんな理由で呼ぶのか」**という視点から、販売戦略づくりをサポートしています。
冬を「閑散期」として諦める前に。
**「寒い季節だからこそ、沖縄へ行きたい」**
そんな新しい宿泊需要を、一緒につくってみませんか。
Wagamama Lab
代表 國吉 静
2026年10月03日 10:59
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